テーマパークランキングでは、過去にUSJを超えた「ふなばしアンデルセン」。
デンマークをモチーフにした設備や風景、アスレチックなどの遊びが楽しめる広大な公園です。たくさんの遊びスポットがあるので、一日ですべてのエリアを遊び尽くすのはとてもできません。
「ふなばしアンデルセン」の魅力や、子供をもつファミリー層におすすめな施設などを紹介していきます。
この記事の目次
「ふなばしアンデルセン公園」の評価
- 子供満足度: (5 / 5)
- コスパ : (5 / 5)
- 食事 : (3 / 5)
- 接客レベル: (5 / 5)
- 施設品質 : (3 / 5)
体験者の情報
- 行った時期:10月中旬の平日
- 滞在時間 :5時間半
良いところ
コスパの高さ
料金の安さが最大の魅力です。入場料、遊具、飲食のどれもが、他の遊園地などとは比較にならない安さです。
施設の豊富さ
広大なエリアにたくさんの遊べる施設があります。
メインは子供向けの遊具や体験施設ですが、大人も楽しめる景色や建物もあります。アスレチックは大人も一緒に楽しめます。
本当にたくさんの施設があるので、老若男女が満足できるように工夫されています。
接客レベルも高い
接点のあった従業員の方は、みなさん丁寧で良い対応でした。エリアによっては暇そうな場所もあるのですが、とても丁寧に対応していただきました。当たり前に思ってしまいますが、この価格帯のレジャー施設ではなかなかできないものです。
悪いところ
電車・バスの利便性はイマイチ
車でないと少しアクセスが悪いです。電車とバスを乗り継いでいかなくてはいけません。
徒歩一分のところにバス停があります。ゲートが北、西、南の3箇所あります。
設備の劣化や清潔感
一部設備の劣化や汚れが気になるところがありました。例えば、アイスクリーム屋さんのテーブルや店構えなど。
ただ、利用料金のことを考えると、よくこれだけ広大で施設数も多い中、よくメンテナンスされてるな〜と関心してしまいます。
何気ない歩道の花とかも手入れされてるスタッフの方がいらっしゃったり、本当にこのエリアを維持するのは大変だと思います。
ディズニー、USJとはスタッフ数の桁が違うはずです。高料金なテーマパークと比べなければ十分すぎるほどです。
アンデルセン公園の施設情報
営業時間 | 開園時間:9:30~16:00 ※時期により17:00までの開園期間あり 休園:月曜日(祝日、春・夏・冬休み期間は開園) |
料金 | その他:一般 900円 / 高校生 600円(学生証提示要)/ 小中学生 200円 / 幼児(4歳以上)100円 |
所在地 | 〒274-0054 千葉県船橋市金堀町525 047-457-6627 |
交通アクセス | (1)「船橋駅」からバス:「小室駅行き」に乗車 「県民の森」下車 徒歩5分 / 又は「豊富農協前行き」に乗車 「終点」下車 徒歩5分 (2)「三咲駅」からバス:「セコメディック病院行き」に乗車 「アンデルセン公園」下車 徒歩1分 |
一部は有料施設もあり
入場料金を払えば多くの遊具が追加料金なしで遊べます。ただし、人手がかかる乗り物や体験教室などは追加料金が必要です。料金は他の遊園地に比べればかなり安いです。
- ミニ鉄道 (1周100円)
- ミニカー(1回100円)
- 変形自転車(1回200〜300円)
- ポニー乗馬(1周100円)
- ミニパターゴルフ(9ホール 300円)
- ボート(1回30分・300円)
- 子ども美術館アトリエ(数百円〜)
遊び方によっては有料遊具なしでも十分に楽しめますが、やっぱり有料施設には魅力的なものも多くあります。
アンデルセン公園の混雑具合「事前にカレンダーでチェックできる」
下記混雑予想カレンダーは団体の予約状況や開催イベント、前年度の入園者数などをもとに、晴天時の入園者数を予想したもので、あくまで目安とお考えください。
平日でも混んでいる日がある
10月は遠足シーズンで、平日にもかかわらず地元の小学生がたくさん来ていました。完全な予測は不可能ですが、上で紹介したカレンダーである程度予測できると思います。
アンデルセン公園のおすすめ年齢
本当に多くの施設があるので、どんな年齢層でも楽しめる作りになっています。
とはいっても、やっぱり幼児〜小学生が一番楽しめる時期でしょうね。小学生までの子供をもつファミリー層が一番おすすめです。
子供に1番人気「ワンパク王国ゾーン」
ふなばしアンデルセンは、大きく5つのゾーンに分類されています。
特に子供が楽しめるのが「ワンパク王国ゾーン」です。メインゲートの北から一番手前にあります。
子供的には、このゾーンだけでも十分一日過ごせてしまえます。中でも人気な遊具を一部紹介します。
巨大な滑り台が人気な「ワンパク城」
50メートルの大きな滑り台が人気なお城の遊具です。1番人気な遊具。大きくて目立つので、すぐに分かると思います。
じゅえむタワー
ワンパク城の隣に並ぶ大きな遊具。ロングすべり台は、子供が何度も繰り返して遊びたくなります。
森のアスレチック
4つのコースは難易度が分かれているので、子供から大人まで楽しめるアスレチック。大人のつきそいがあれば、幼児も遊べます。
ワンパクボール島
大小様々のカラフルなボールをネットで覆った大型ボールネット遊具。
動物ふれあい広場
どうぶつふれあい広場には、ヤギ・ヒツジ、ウサギ・モルモットがいます。モルモットは抱っこすることもOK。
私達が訪れたときには「ウサギ・モルモット」に会うことができませんでした。
【どうぶつふれあい広場の利用時間】
- 10時30分~12時
- 13時30分~15時30分
水遊びができる「にじの池」
じゃぶじゃぶ池で、プールではありません。暑い日であれば、時期で制限されてるわけではないようです。
訪れた10月でも池や噴水は動いていましたが、さすがに入っている子供はいませんでした。
変形自転車
家族で一緒に乗れるのが楽しい変形自転車。1回の利用時間は5〜10分以内と短めなのが少し残念なところ。
ミニカー広場(1回100円)
いろいろな種類の乗り物で遊べる「ミニカー広場」。
デンマークの雰囲気が魅力「メルヘンの丘ゾーン」
1800年代のデンマークをイメージした「メルヘンの丘ゾーン」。魅力的な花や建物などを楽しめます。どちらかというと大人に人気なゾーンです。
女友達同士であったり、年配の方たちの姿も見かけました。
童話館
幼児でも楽しめる童話(11作品)の上映や絵本などがたくさん。訪れたときはガラガラでしたが、小さい子は、ここだけでも十分長いこと楽しめそうです。
おすすめの食事・レストラン
レストラン1店舗、フードショップは各エリアに7店舗あります。
レストランメルヘン
カレー、そば・うどん、デンマークビールなどのメニューがあります。
ランチセット850円、そば/うどん600円〜なので、テーマパークの中では安く食べることができます。食券を買って、トレイをセルフで運ぶスタイルです。
店内の雰囲気は可愛らしくメルヘンでいい感じですが、料理の質はあまり期待しないほうがいいです。
料理を楽しみたければ、屋外のバーベキューの方がよいでしょう。
「ふなばしアンデルセン」特有の食べ物
ボートハウス(パン屋)
デンマークから輸入したデニッシュを使ったパンが売りのお店。
価格もそこそこするので、メチャクチャ美味しいというほどではありませんが、自然の中で食べるパンは良い気分になれます。
その場でトーストしてくれるので、温かくて美味しいです。値段は高めですが一番のおすすめ。
店のテラス席は、湖沿いのロケーション。ふなばしアンデルセンの飲食店の中で、一番景色が良いです。
牧場のアイス屋さん(牛乳アイス)
地元酪農家がつくる搾りたて牛乳を使ったジェラート。牛乳アイス、牛乳プリンなどが楽しめます。
アルテポント(ジェラート)
船橋産の牛乳、人参、小松菜を使ったアイス。季節のジェラートが味わえます。
雨でも遊べる施設
メルヘンの丘ゾーン
- 童話館
子ども美術館ゾーン
「子ども美術館ゾーン」はすべて屋根付きの施設。雨でも問題なく楽しめます。アトリエ体験は1つを体験するだけでも数時間かかるので、すべてを体験するのは難しいと思います。
アトリエ体験は追加料金がかかかりますが、十分雨の日であっても楽しめると思います。年齢制限はありませんが、適齢は小学生前後〜だと思います。
- ワークショップ室
- 版画のアトリエ
- アンデルセンスタジオ
- 食のアトリエ
- 染のアトリエ
- 織のアトリエ
- 陶芸のアトリエ
- 木のアトリエ
まとめ
ふなばしアンデルセンは、ディズニーやUSJとはまったく毛色の違うテーマパークです。
広大なエリアなので、すべてを周ろうとすると一日では時間が足りません。
利用料金も含めて考えるとコスパが非常に高いレジャー施設でした。