「宿題なんて大キライ!」
と小学1年生の子供が叫ぶようになって、両親そろって困ってしまう日々が続いていました。
そこで、どうすれば宿題をスムーズにやれるようになるか、真剣に考えてみました。
特に育児本とかで学んだわけではありませんが、定番な内容から、ちょっと独自の内容まで紹介してみたいと思います。
この記事の目次
失敗したこと「宿題=嫌なもの」を変えられなかった
宿題に限らず、
「勉強=嫌いなもの」というイメージをつけたくない、と考えていました。
しかし、残念ながら、失敗に終わってしまいました。宿題が始まって2,3回目ですでに宿題のことを嫌いになっていました。
ある程度、大きくなれば勉強嫌いになるのも分かりますが、1年生の4月の時点から、
「勉強イヤ」「宿題キライ」
と言い出すとは思っていませんでした。
・そもそも勉強が嫌い
・時間を取られるのがイヤ
色々理由はありそうです。
「宿題をやりなさい」とは言わない
「言われたことはやりたくなくなる」
ということがあると思います。
「いま、やろうと思ったのに!」というやつですね。
極力、親から「やりなさい」と言わずに、自分から自主的に宿題を行うようにしむけたいものです。
「宿題やりなさい!」でなくても
「宿題やろうね?」とか優しく言うのもあまり変わらない気がします。
怒られてるように言うよりは、マシだと思いますが。
とは言え、例外はあると思います。極力、毎日言ってるな。とかになると、注意が必要かもしれません。
では、どうやって親が言わずに子供から自主的に行うようになるのでしょうか。
宿題の後に遊び(ゲームなど)
定番なので、実践してる人も多いかもしれません。
「宿題の後には遊んでいいよ」というアメとムチ作戦ですね。
メリットとデメリットを紹介します。
メリット
- 遊びたいから、宿題を先にする(後回しになりにくい)
- 宿題が習慣になる
デメリット
- 宿題の時間しか勉強をしなくなる。自主的に勉強はしない
- 親の言うことを聞かなくなると、意味がない
中学受験を考えていたり、教育に力を入れたい人には不向きかもしれません。
親が率先して前のめりに宿題をする
今の所1番効果を発揮しているのが、コレです。
子供のモチベーションによっては、親が宿題を見てあげるだけでも十分かもしれません。
しかし、それでも子供がやる気を出さない場合は、親が先に宿題をやってしまいます。
「じゃあ、ママ(パパ)がやっちゃおう〜」
と、なるべく楽しそうに宿題を始めてしまうのがポイントです。
例えば、音読(教科書を読む)の宿題を子供が嫌がっていたら、親が音読を始めます。
子供は人がやってるとマネしがちですよね。その習性を利用します。
毎回、この方法をやるには大変なので、子供のやる気にあわせて同席するだけとかメリハリをつけると良いと思います。
効果がない場合の小技「ワザと間違える」
単純に音読をしても、子供が無視するようなら、わざと間違えて「ツッコミどころ」を与えます。
音読であれば本当は教科書を見て読みますが、教科書を見ていなければ、間違えるのも自然です。
「ちがうよ〜」と、子供が割り込んできたら、しめたものです。
ひらがなの宿題であれば、子供のプリントに書いてあとで消すか、親のノートを使ってもいいでしょう。
お絵かき系の宿題でも、人が書いてるのを見たら、子供は自分も「やりたい〜」てなりますよね。
メリット
- 子供が宿題をするキッカケを作れる
デメリット
- 毎回は同じ手が使いにくい
- 親の負担が大きい
- 子供が大きくなったら、通じなそう
毎日このワザをつかっているとわざとらしくなるので、たまにしか使えませんね。
当然ながら、親の負担は増えます。
それでも
「宿題やりなさい」「いやだ」
を何度も繰り返すよりは、時間的にも気持ち的にも楽な場合もあります。
まとめ
- 親の「宿題やりなさい」はできるだけ我慢する
- 「宿題のあとに遊び」など、ご褒美を用意する
- 子供のやる気がでないときは、親が率先して宿題をする